日記


7月はすきな月だ。そもそも夏がすきなのだけれど、盛夏といえばの8月は、終焉を同時に喚起するのでどうしてももの悲しい。

ひさしぶりに働いている。7月いっぱいのアルバイト。3月に仕事を辞めて以来の勤労である。弁当を遣いながら眺める都心の風景はなかなか良いものだが、高層ビルの上の階まで行くときの、エレベーターのあの耳のきーんとする感じはいただけない。前の職場を思い出して鬱々とする羽目になる。



Tさんとはごはんを作って食べることが多く、先日はアジア料理まつりだった。ライスペーパーの揚げ春巻き(わたしの好物)と海老の炒めごはん。食後にいちごのスムージーを作ってもらった。マトリョーシカのガラスのコップも、そういえばTさんのお母様からいただいたものだ。昨日はスパイスをたくさん入れたフライドチキンとにんじんのリゾットを作った。美味しいものばかり食べているので、今週はフットサルへ行く予定。夏バテとは無縁の、かわいげがないほど丈夫な夏女だ。