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黙阿弥オペラ (新潮文庫)

黙阿弥オペラ (新潮文庫)

以前、談春の「文七元結」に深く感動して友人Mに熱く喋ったとき「わたしね、今の話聞いて井上ひさしのあの芝居は、ああ、そういう意味だったのかって少しわかったような気がした」と勧められた(というか、可愛らしい手作りブックカバーと共にいただいた)。どのキャラクターにも共感が持てるし、台詞のひとつひとつにぐっとくるものがあった。Mに感謝。

教訓:電車の中で人情噺を読むのは井上ひさし(軽妙さたっぷり)といえども危険。